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理美容師カット用具

理美容師カット用具 理美容師カット用具

ハサミ(シザー)

ブラントカットの初期にはミニシザーが使われていましたが、用途などでだんだんサイズ(形状など含む)が増えてきました。その刃材にはステンレス鋼・コバルト・ダマスカス鋼などがあります。また左利き用のシザーもある。*2000年以前まで使用しました。

刃の形状と特徴

  • 直刃(刃線が真直ぐ)は、髪が逃げにくくスパットと切れるが長時間のカットでは手首に負担が掛かります。
  • 柳刃(刃線がゆるやかなカーブの標準タイプ)は、ブラントカット・チョップカット向きで切れ味は柔らかです。
  • 笹刃(刃線が少し急カーブ)は、スライドカット・ストロークカットに向きで取り回しが滑らかだが、髪の毛は逃げやすいです。
  • 直刃&笹刃は、直刃(静刃側)が髪の毛を捉えて笹刃(動刃)で刈り上げなどが滑らかにできます。また静刃側をギザギザ段々刃にして髪の毛を逃さず完全に捉えるシザーもあります。

*ただし刃材や刃幅を変えたり刃角を変えると、各特徴を兼ねた切れ味も可能になりました。

削ぎバサミ(セニングシザー)

セニングシザーは、片側がクシ刃(両刃もある)になっていて先端が髪の毛を捉える形状(数本〜多数本)で削ぎ率(約3%~約50%)が決まる。なお切り口の断面はほぼ円形のぶつ切りになる。*2000年以前まで使用しました。

カミソリ(レザー)

上左は電熱タイプのホットレザーで謳い文句は、切れ味とダメージレスというので2000年に購入使用したが髪が傷むクレームで数カ月で使用をやめました。トニー&ガイ製はたまに使用したメインにはならず。「EICKER(ドイツ製)・アイビル製」はセルフカット専用。「フェザー製・貝印製は2017年から業務で使用(切れ味良好)」

バリカン(クリッパー)

ハイパワータイプのバリカンは、2000年以前にメンズカットで使用した。刃(0.5mm~5mm用)を交換して刈り込みした髪の長さを変えられる。ミニクリッパーは現在も現役でムダ毛カット用。

美容師が作ったハサミ

美容師が作ったハサミは、業界で20年培った欧米導入のカット技術を捨て去り、くせ毛剛毛などの難髪でも再現性の高いドライカット技法に最適化され手首に負担のない人間工学的デザインとした。逆持ちカット、ブラントカット、チョップカット、ストロークカットなど様々なハサミの構え方に対応し、技法毎にシザーを変える面倒がないです。

ヘアカット方法

難髪最適化の石倉カット

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